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【大学受験】地頭を鍛える方法

2022/03/21
 
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高3京大模試でE判定ながら京大医学部に現役合格。平凡な学生が京大医学部に合格するまでの道のりを全て晒します。偶然合格の極みです。 ソフトテニス、スポーツ観戦、お笑い、YouTubeが好きです。
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こんにちは。クリリンです。

「地頭が良い」という言葉をよく耳にすることが多いと思います。皆さんは「地頭」という言葉にどんなイメージを持っていますか?


「地頭」という言葉の意味合いは辞書によっても色々と違っています。

例えば広辞苑によれば、
″生まれつきのあたまの働き″
と書いてあります。

これが多くの人がイメージしている「地頭」という言葉のイメージだと思います。

すなわち、「地頭」はあくまでも先天的なモノであって、鍛える以前の問題だ、ということです。


しかし、別の辞書(goo辞書)によれば、
″その人本来の頭のよさ″
と書いてあります。

そして衝撃的なことに、その例文に「地頭を鍛える」と書いてあるのです。


僕は、この言葉に関して長らく疑問を持っています。
・そもそも地頭は存在するのか。
・受験勉強に地頭は影響するのか。
・果たして地頭は鍛えることができるものなのか。


今回は、「地頭」に関する論文をいくつか読み漁り、それを踏まえて僕の考える″地頭を鍛える方法″をお話ししていこうと思います。

地頭とは

そもそも地頭力という言葉は、ビジネスコンサルタント・細谷功(ほそや いさお)氏の著作『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』(東洋経済新報社、2007年)がきっかけで普及したそうです。

細谷氏によると、問題解決というのは大きく3つのステップから成り立ちます。
1. 情報を集める
2. 集めた情報を分類・分析する
3. 結果を人に伝える

第1ステップに主に必要なのが「知識力」
第2ステップに主に必要なのが本稿のテーマである「地頭力」
第3ステップに主に必要なのが「対人感性力」(人に対して機転が聞くとか、空気が読めるとか、理屈ではない頭のよさのこと)

ということです。


これを受験勉強に置き換えて考えると、
第1ステップはいわゆる「インプット」
第3ステップは、少し意味合いはずれるかもしれませんが、″結果を伝える″という意味では「アウトプット」と解釈することができると思います。

こういう解釈をすると、受験勉強というのはコミュニケーションを除いた問題解決であって、社会に出てからの活動と受験勉強は本質的にはあまり変わらないということが言えるのかもしれませんね。

つまり、「インプットはしたのにアウトプットができない」という悩みを抱えている方は多いかもしれませんが、

インプットした情報をアウトプットするためには、「地頭力」が必要ということになるのです。

地頭を鍛えることはできるのか

では、この「地頭力」に生まれながらの才能の違いがあるのかと言われれば、正直言って多少はあると思います。

ただ、鍛えることによって、その才能と同じようなものを手に入れることができるとも思います。


「地頭力」の本質は、″持っている知識を関連づけて解答を導く能力″です。


例えば、以下の問題。

問:日本国内で取引されるかぼちゃは、北海道産のものとオーストラリア産のものが多い。オーストラリアからかぼちゃが輸入されている理由を答えなさい。(東京大学2015年 地理 第2問 一部改変)

皆さんはこの問題に答えることができますでしょうか?きっと多くの人は、

「オーストラリア産かぼちゃが多い理由なんて、今まで聞いたことがない」
「この問題は、かぼちゃの生産についての知識を問う問題なんだな」

というように、知識不足で解けないと感じたのではないでしょうか。もちろん僕自身もそう感じたので、問題に答える気にすらなりませんでした。

でも、いざ答えを聞いてみると、
A.南半球は季節が逆だから。
というだけのことなのです。

かぼちゃは秋から冬にかけて収穫できますが、春・夏にも需要はあります。

そこで、春・夏の時期に季節が逆のオーストラリアから輸入してるというだけのことなのです。

「なんだそんなことか」
と多くの人は思ったかもしれません。


これが、持っている知識を関連づけて解答を導くということであり、僕を含めてこの問題が分からなかった人は「地頭力がなかった」ということになります。


では、もう1問だけ挙げましょう。

問:北海道と沖縄県にはどのような共通した経済的特徴があるか。(東京大学2019年 地理 第3問 一部改変)

今度はどうでしょうか。

「北海道と沖縄にはどっちとも旅行に行ったことがあるなぁ。じゃあ観光業・宿泊業が共通してそうだなぁ」

というように自分の知識と関連付けて考えようとしてくれた人も多いのではないでしょうか。


それは、「地頭力が鍛えることができた」ということなのです。

地頭を鍛える方法

では、地頭を鍛えるためには何が必要かというと、「好奇心」です。

細谷功氏によると、好奇心には「What型」と「Why型」の2種類があるそう。


「What型好奇心」とは、テーマについて「これは何だろう?」と考えることを指します。「What型好奇心」も立派な好奇心には違いありませんが、考えを深めるという意味では不十分なのです。「What型好奇心」の場合、答えがわかった瞬間、思考がストップしてしまうからです。

例えば数学の問題が分からなくて「どんな解法で解くのだろう?」という好奇心が沸いたとしても、解答を見れば疑問が解決してしまいます。


一方で、「Why型好奇心」は思考を深めていく源泉になります。先の数学の例で言えば「なぜその解法が思い浮かぶのだろう」というのが「Why型の好奇心」です。もし「問題文にこういう条件が与えられているから」という1つの答えがわかっても、次は「では、なぜその条件の時にその解法が使えるのだろう」という具合に、与えられた答えを疑い続けることができるのです。

このように数学の問題一つとっても、「なぜその発想が浮かぶのか(発想の必然性)」を追求していくのです。

これが僕の思う最善の地頭トレーニング法だと思っています。

最後に

ここでは「好奇心」という言葉を使っていますが、必ずしも心の底から興味を持って取り組まなければならないということではありません。

大切なのは、あくまでもWhy?と思うこと。その心意気が大切なのです。

地頭を鍛える方法として、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

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