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【大学受験】英文解釈の勉強法とオススメ参考書3選

2022/03/21
 
英文解釈の勉強法
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こんにちは。クリリンです。


英文解釈は大学受験において非常に大切な技術です。


単語・文法を勉強したところで、英文解釈の勉強をしていなければ、大学入試の英語はいつまでたっても読めるようにはなりません。


今回は英文解釈ができずに悩んでいる人に向けて、英文解釈の勉強法とオススメ参考書3選についてお話していきたいと思います。

大学受験における英文解釈の重要性

大学受験における英文解釈の重要性

「下線部を和訳せよ。」


大学入試ではこのような問題が頻出です。

あなたはこの問題でしっかりと得点を取れていますか?


ちょっと考えが甘い人も多いみたいなので、今ここではっきりと言っておきます。

和訳問題ができない人に大学合格はありえません。


というのも、「和訳ができない」というのは大学側が受験生を選抜するにあたって致命的です。これから大学で活躍してもらおうにも、今の時代、英語が読めなければ元も子もありませんからね。


そのため、読解に躓きやすい英文は和訳問題として配点を大きく設定されやすい傾向にあります。


従って、英文解釈の技術を習得することは大学受験において非常に重要なのです。

英文解釈とは

疑問

英文解釈とは、“英文の構造を把握すること”です。


簡単そうに聞こえるかもしれませんが、これがかなり大変なことなのです。


そもそも英文の構造を把握するのが難しい原因は、文構造が複雑であるところにあります。文構造は、しようと思えばいくらでも複雑にできるのです。


これはちょっと前にテレビのクイズ番組で出題された英文です。


I think that that that that that boy wrote is wrong.


ふざけてると思う人もいるかもしれませんが、ちゃんとした英文なんです。むしろ中学レベルの文法しか使っていません。

単語自体は超基礎レベルですが、ほとんどの人が訳せない英文だと思います。

  • 1つ目のthat
    名詞節を導く接続詞。省略可能。
  • 2つ目のthat
    「あの」という意味の指示形容詞。
  • 3つ目のthat
    男の子が実際に書いた“that”
  • 4つ目のthat
    目的格の関係代名詞。省略可能。
  • 5つ目のthat
    「あの」という意味の指示形容詞。

I think (that that “that” (that that boy wrote) is wrong).


というわけで、この英文の和訳は

「私は、あの男の子が書いたあの that は間違っていると思う。」

となります。


そもそもthatの用法を知らなかった人はもってのほかですが、用法自体は知っている人でも訳すことができないのは、英文の構造が把握できないからですよね。


英文解釈とは複雑な英文の構造を把握することであり、そのためには英文解釈の技術に熟達する必要があるのです。

英文解釈の基本事項

英文解釈の基本事項

英文解釈の勉強に取り組む前に、知っておくべき前提事項をまとめました。


かなり基本的な事項について書いてあるので、暗記していない項目がある人は必ず押さえておいてください。

  • 基本文型5つ
  • 動詞の重要性
  • 句・節
  • 接続詞
  • その他の重要構文

全部暗記できているという人は読み飛ばしてもらって構いません。

基本文型5つ

  1. SV(SがVする)
  2. SVC(SはCである)
  3. SVO(SはOをVする)
  4. SVO1O2(SはO1にO2をVする)
  5. SVOC(SはOがCだとVする)

英文解釈の基本中の基本です。まだ押さえていない人がいたら絶対に暗記しておきましょう。

動詞の重要性

動詞がどれほど重要か、皆さんは認識していますか?


英文がどの文型をとるのかというのは動詞によって決められます。

もちろん単語の羅列からどの文型かを推測することはできることもありますが、難解な文章ともなれば省略が多用され、正しく推測することができなくなってしまいます。


更には、動詞は文の中核を成す要素であり、動詞の意味が分からなければ全体の和訳に影響してしまいます。


下線部訳の問題で、動詞が分からなければもう絶望的です。


とることのできる文型を含め、動詞は徹底的に暗記してください。

句・節

句・節とは 2 つ以上の語が集まって 1 つの品詞と同じような働きをするもののことをいいます。


英文は「語( 8品詞 )」「句」「節」 から成り立っているため、その句と節を理解することで長く複雑な文も読み解くことができるようになります。

〇句
「節」との違いとして“「文」として完結させることができないもの”と暗記しましょう。いくつか種類がありますが、以下の3つを押さえておけば十分です。

  • 名詞句
    名詞と同じ働きをするもので、通常「 ~すること 」を意味します。
  • 形容詞句
    名詞、代名詞を修飾する形容詞と同じ働きをします。
  • 副詞句
    動詞、形容詞、他の副詞、または文全体を修飾する副詞と同じ働きをします。

〇節
「文」として完結させることができます。

文の中心的な内容を表す「主節」と、その補足的な働きをする「従属節」があります。従属節は名詞節・形容詞節・副詞節の3つに分類されます。

  • 名詞節
    名詞のように文の主語・目的語・補語の働きをします。
  • 形容詞節
    名詞、代名詞を修飾する形容詞と同じ働きをします。
  • 副詞節
    主節に対しての因果関係、条件、時、場所、目的、様態、程度などを表現します。


これらの句・節は1 つの語と同じような働きをするので、複数の語を一つのかたまりとしてみることができます。

受験英語では、このかたまりをカッコで括るテクニックが広く浸透しており、英文解釈の初学者は、句・節をカッコで括れるようになることがまずは当面の目標になります。

接続詞

接続詞には「等位接続詞」と「従属(従位)接続詞」の2種類があります。

〇等位接続詞
文法上対等の関係にある「 語と語 」 「 句と句 」 「 節と節 」 を結び付ける語のことで、and, but, or, nor, for があります。

〇従属接続詞
主節と従属節を結ぶ働きをする接続詞のこと。

  • 名詞節を導くのはthat,if,whetherの3つ。
  • 形容詞節を導くのは関係代名詞・関係副詞。
  • 副詞節を導くのはwhen, where, while, as, since, because, if, after, before, until, tillなどがあります。

その他の重要構文

英語には基本文型5つがあるとお話ししましたが、残念ながらその5つのどれにも分類されない構文というのもやはり存在します。


どのような文型があるのかというのは暗記するしかありません。


具体的には、

  • 分詞構文
  • 独立分詞構文
  • 仮定法
  • 形式主語構文
  • 倒置法
  • 強調構文
  • その他慣用的な構文

などがあります。

ここには書ききれないほどの構文があり、どれも大学入試に超頻出です。参考書を使って必ず暗記しておきましょう。

英文解釈の勉強法

英文解釈の勉強法

さて本題の英文解釈の勉強法です。


英文解釈で重点的に勉強すべき点や、勉強の進め方のポイントについてお話していきます。


※ただし、単語と文法は既に一通り勉強が終わっていることを前提に話を進めます。これらの勉強が終わっていない状態で英文解釈の勉強をしたところで全く持って無意味なので注意してください。

1.まずは基本事項をテンポよく叩き込む

まずは上でお話しした基本事項を頭に叩き込みましょう。


例えば、第5文型をとる動詞にはどのようなものがあるのか、名詞句をつくるものにはどのようなものがあるのか、などです。


学校で使うような英文法の参考書でもいいですし、自分で問題集を買うもアリです。オススメは後者で問題を解きながら覚えていく方法ですね。


この時点ではまだ紙に和訳を書く必要はありません。基本事項が分かっていない状況で書いたところで何の意味もありません。時間の無駄です。


手を動かすことといえば、句・節をカッコで括る練習をするだけで十分です。


ともかくテンポよく読んで、構文をひたすら頭に入れていってください。

2.英文の構造を把握する演習

習得した基本事項を駆使して、実際に英文の構造を把握する演習を進めていきましょう。


ここでは綿密に句・節をカッコで括る練習をし、どの構文が使われているかなどを含めて英文の構造をなるべく正確に把握していってください。



ポイントは「修飾-被修飾を見抜くこと」です。もう本当に大事です。

基本事項として頭に入れた修飾語・句・節がどこに掛かっているのか、これが最後の最後まで付きまとってきます。修飾-被修飾を意識して勉強に取り組んでください。



基本的には和訳は実際に紙に書いていけばいいですが、頭の中で和訳を明確に表現できるならわざわざ書く必要はありません。


英文解釈の演習で和訳を実際に紙に書く目的は「表現力を鍛える」ことです。


英語という異言語を訳すわけですから、やはりどうしても表現方法に違いが出てきてしまうことがあるため、そこでどう日本語で表現するかというのは英文和訳で一つ重要な能力となるわけです。


従って、紙に書く演習をするのは表現がなかなか難しい場合にのみ行い、頭の中で明確に表現できてしまう場合はわざわざ書く必要はありません。効率よく勉強を進めていきましょう。


もちろん表現力の養成を疎かにしていい訳ではありませんが、学校や塾で半ば強制的に紙に書かされることがあると思うので、そういう機会を大切にしてください。


少なくとも自分で勉強しているときは、最低限の作業量でテンポと効率を意識しつつ勉強を進めていきましょう。

3.復習で英文構造のパターン化

1.2で使用した教材をすべて復習していきます。


ここでもやはりわざわざ紙に書く必要はありません。時間をかけずにいきましょう。


最初に勉強した時のことを思いだして、英文の構造を把握していきます。


ポイントは「どんな英文の構造があるのかをパターン化すること」です。


ある程度パターンを押さえておくことは、やはり初見の問題で構造把握ができるようになるためにも大切なことです。


英文を目で追うだけでスラスラと構造が把握できるようになるのが目安です。


これ以降、2.3を反復してひたすら演習を積んでいってください。初見の英文で構造がつかめるようになっていれば成果が出ている証拠です。

まとめ

英文解釈上達の秘訣は数をこなすことです。


たくさんの英文を読むことによって、英文の構造の把握ができるようになるのみならず、構造がスラスラ把握できるようになれば英文の速読にも直結します。


テンポと効率を意識して、ともかく大量の英文に触れることができるよう、取り組んでいきましょう。

オススメ参考書3選

『基礎英文問題精講』
初級者向け。いわゆる「基本事項を叩き込む」のに最適です。学校の授業をただ受けているだけでは身につかないような英文解釈の力を効率よく身に付けることができます。すべての受験生にオススメできる参考書です。

『ポレポレ英文読解プロセス50』
中級者向け。難関大学を目指すのであれば必要不可欠です。講義本のように、大人気講師₋西きょうじ先生が、難易度の高い文章をわかりやすく解説しています。

『英文読解の透視図』
上級者向け。最難関大学志望者にオススメ。初中級の英文解釈の技術を習得してから使いましょう。これを習得できれば、間違いなく東大・京大・医学部に合格できるレベルに達するでしょう。

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